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2012年6月6日(1) 飛鳥

  • Posted by: piro
  • 2012年6月 6日 10:02
  • Nara
年に3日間の唐招提寺御影堂公開に合わせて、奈良に一人旅しました。
神社仏閣巡りなので、御朱印をいただく旅でもありました。
お写経初体験もしています。

旅のお伴はいちごちゃん。piroの代わりに写真に登場します。
自分を撮るつもりはないんだけど、ただの風景写真じゃなくてなんか入るといいよな~ってことで。
オバサン一人旅なのに変だろ!と思っても放っておいてください。
参考にしたのは、Twitterで初音ミクのフィギュアと旅していたオタクさんです。

京都まで東海道新幹線、京都から近鉄特急で橿原神宮前まで行きました。
近鉄特急車内で
IMG_1385-s.jpg
今日は飛鳥をサイクリングします。

橿原神宮前駅から自転車で甘樫の丘の北側を通り、
日本最古の本格伽藍である飛鳥寺(法興寺、元興寺)へ。
最初飛鳥は計画に入ってなかったんですが、
夫(美術関係なので仏像とかもそれなりにわたしよりは詳しい)に
どこの仏像がおすすめか?と聞いたら、
「飛鳥大仏は見てきた方がいい、鞍作止利の作だから」と言うので、口車に乗ってみました。
今回の旅の最後には、この飛鳥寺が奈良に移された方の元興寺にも行きました。

さて、田んぼの中に控えめな感じで飛鳥寺はありました。

P1000816-s.jpg
ここのご本尊は写真撮影可なんですね。ビックリです。
1400年動かずにここにお座りになっているそうですが、
少し斜めを向いているのなぜですか?とお聞きしたら、
聖徳太子生誕の橘寺の方向を向いているのだそうです。
鞍作鳥の作とはいえ、損傷が激しく、もとの状態ではないそうですが、
飛鳥の人々に大切にされてきたのだろうな~と思いました。
P1000812-s.jpg
蘇我氏の氏寺ということで、
どーしたって蘇我氏は日本史上は悪者的な扱いになりがちですから、
説明してくださった方もなんかちょっと遠慮がちというかなんというか、
そんな感じでしたね。
伽藍の復興も公には望めなかったらしく、地元の方の尽力だったそうです。
まぁ、歴史は勝者が都合の良いように書き残すものですからね。
でも、飛鳥って地形が実家の近所に似てるなーと思うんだけど、
日本最古の伽藍は実家の近所にはないので、
やっぱりすごいことですよね。

そして御朱印をいただきました。
P1000940-s.jpg

続いて亀形石造物へ
P1000819-s.jpg
そしていちごちゃん。
IMG_1387-s.jpg
それからお昼を食べに石舞台古墳へ。
以前の家族旅行で寄ったので、計画外だったんですが、
時間古代米御膳1050円を食べに予定変更。
わたしは生姜の奈良漬と思われるものが一番美味しかったです。
IMG_1389-s.jpg
で、石舞台古墳。
言わずと知れた蘇我馬子の墓と言われているアレですが、
近影は教科書にも載ってるので、
青空と緑がきれいだったのでこっちの写真を載せました。
P1000830-s.jpg
それから、家族旅行の時に気になったけど行かなかった犬養孝万葉記念館へ。
犬養先生が万葉の地飛鳥を守ることに尽力したのがよくわかりました。
犬養孝といえば万葉集、万葉集といえば犬養孝ですよね。
が、興味のない人にはあまり面白くはないのかもしれないですね・・・
P1000831-s.jpg
そして橘寺へ。
水田に映って綺麗でした。
彼岸花の頃も美しいそうですが、水田もよかったです。
P1000835-s.jpg
P1000836-s.jpg
聖徳太子生誕地ですね。美しく立派なお寺でした。
P1000833-s.jpg
御朱印はこれです。
P1000941-s.jpg
そして亀石へ。
これも田んぼの中にドカンとありました。
しかも意外にでかかったのでビックリ。(大きいっていうよりでかいって感じ)
全容はいろんなところで見られると思うので、いちごちゃんとの対比?写真を載せます。
P1000838-s.jpg
それから戻って伝飛鳥板葺宮跡(田んぼの中にただある・・・)を通りつつ
入鹿の首塚側から飛鳥寺を見て
P1000839-s.jpg
P1000840-s.jpg
橿原神宮前駅へ戻りました。
今夜は奈良駅前のホテルに宿泊です。
足の筋肉痛を明日に残さぬよう、ホテルのお風呂でしっかりマッサージしました。

明日は朝一で唐招提寺へ向かいます。

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